2011年入社Kさん

前職はブライダル業界でウェディングプランナーをしておりました。
職種柄、土日出勤が通常でしたし、多くの会社員が終わる時間に私は仕事をしているような状況でした。また将来的にはBtoBのビジネスにも興味があり、転職を決めました。
転職活動中、あまり多くの企業を受けませんでしたが、AITに決めたきっかけはパワフルな役員との面接です。その時、会長が語ってくださったのが「AIT夢計画」です。会社の成長と社員がより幸せになるために経営層が考えていることを知り、社員を大切に考えている良い会社だなと思いました。

入社以来10年一貫して、クラウドに関する営業をしています。
まだクラウドという言葉が現在のように定着していない中、会社として重点戦略に掲げられたクラウドビジネスの立ち上げに関わることになりました。
クラウドといっても、そのソリューション範囲は広く、クラウド上で動くアプリ作成、クラウドのＩＴ基盤構築サービス、クラウド利用を開始された後の運用監視サービスなどがあります。
最初に担当したのは、某企業様の社員向け災害掲示板サービスのアプリ開発でした。お客様先に足繫く通い、お客様のご要望等色々お話を伺いながら、最終的にクラウド上で動く業務アプリを作ることになりました。
その後、製薬会社様の案件や海運会社様、商社様向けのクラウドでのインフラ構築案件など、さまざまな業種のお客様への導入実績を積んでいっています。

順調にというと語弊があるかもしれません。私はＩＴ業界未経験で入社。クラウド以前に、サーバーを見たことも触ったこともない。また入社当時、上司も社内メンバーもまだクラウドについてよく知らない。みんながわからないことだらけの状況で頑張って助け合いながら、何とか新しいビジネスを形にしてきたという感覚です。
最近では取り扱うクラウドサービスも増え、IBM Cloud、Amazon AWS、Microsoft　Azure
など様々な種類、そしてオンプレとのハイブリッドクラウドにする等クラウド活用の形も選択肢が多様です。お客様も以前はオンプレ中心でしたが、今やクラウド利用が当たり前になりました。「こういうことをしたいのだけど…」というご相談をうけ、最適なクラウドソリューションの提案をしています。

「AITだから安心して任せられる」、「頑張っているからAITに任せたい」と言っていただける機会があることです。プロジェクトの最後にお客様から「AITにしてよかった」とお褒めの言葉を頂けるときは、本当に嬉しいですね。
私が担当しているクラウド営業では、お客様と直接お会いし、会話の中からお客様のご要望を
ヒアリングした上で最適なサービスをご提案するという形が多いです。
大規模プロジェクトで複数IT企業様との協業の場合は、AITがいつもフロントでリードするわけではありませんが、私の場合はお客様と最初から直接関わる機会が多いことが多いです。

初めてのこと、前例がないことを推進する苦労は相当なものです。
自分の力量不足ということもあるかもしれませんが、何でも時間がかかりました。就業時間外にも仕事をしていました。過去に実績がないものを売っていくので、下調べ、社内調整、法務チェックなどは本当に大変でしたが、非常に勉強になりました。契約書一つとっても理解するのに時間がかかりましたが、おかげで知識も経験も増え、今ではある程度対応時間やゴールが見えるようになり、スピードアップしてできています。

①成果を認めてくれる風土がある（評価処遇、社員表彰制度）

自分の働きを会社がよく見てくれていると感じます。成果を認め、次の仕事を与えてくれる。
四半期毎に優秀社員表彰があり、ありがたいことに何度か受賞しています。
評価いただくとやっぱり嬉しいし、また頑張ろう、もっとこういうことができるかもしれないとモチベーションアップにつながると思いますね。これは効果あります。受賞した以上、やるしかないなと（笑）
また個で実現したいことも支援してくれる環境があります。
AITは裁量を与えてもらえる自由度が大きい気がします。「こういう提案したい」という自分のアイデアを支援してくれる。この会社の規模ならではかもしれません。

②学びを分かち合い共に成長し合える仲間がいる

「若手の自主的な勉強会」
これからクラウドやっていこうという時期に、若手営業・SEで和気あいあいと15~20人でクラウドの勉強会をして、その後飲み会コミュニケーションをしていました。クラウドの実績がまだあまりないなかで、自主的な参加で、自発的に協力してくれるSEメンバーの存在がありがたかったです。何より楽しく、メンバー同士のコミュケーションがよくなったきっかけとなりました。

2019年11月に出産し、育休を経て今年2月に復職し、現在、在宅勤務で育児と仕事の両立をしながらがんばっています。
そもそも私の入社当時は女性営業が少なく、今は徐々に増えてきてはいるものの女性営業では産休育休を経て復職したのは私が初めてです。実際にどうすれば働きやすいのか、母になって、経験してみないとわからないですよね。自分の経験を元に、後輩の皆さんの働きやすい環境を切り開いていきたいと思います。
例えば、ＡＩＴには国より厚い子育て支援制度策もありますが、利用者も少なく制度自体がまだ社内に浸透していません。より子育て社員が使いやすい、使いたいと思う制度やサービスはこういうもの等を後輩たちのために進言していくことも必要かなと思います。会社にも前向きに検討してもらえたらいいなと思います。これから増えてくる、子育て社員とのコミュニティも広げていきたいです。